
0→1達成に向けて行動中です。
ネットでは営業方法や成功体験が多いけど、案件対応でどこを注意すれば良いか分からない。
失敗例も参考にしたいけどなかなか見つからないな・・・



実際の案件を例にしながら失敗談を告白します笑
最終的にキレらましたので反面教師にしてください!
今回は「しくじり先生赤裸々告白」ということで学びと失敗談を共有します。
この記事を読むことで案件をうまく進めるポイントが分かります。
※フォロワー300企画で配布した資料を再編しております。
70名近くの方に参加いただき改めて感謝申し上げます。
ご参加いただいた方からも大変ありがたい声をいただきました。
本記事での学び
- テーマの特性を理解しよう
- 受注前に必ず打ち合わせをしよう
- 話を聞かない人とは付き合うな
テーマの特性を理解しよう
テーマのメリット・デメリットを把握する
WordPressのテーマには無料から有料まで幅広い多くのテーマがありますよね。
全てのテーマ特性を理解する必要がありませんが、自分が提案するテーマはよく理解しておきましょう。
ちなみに自分は以下のテーマを提案で使ってました。
- Snow Monkey
- TCD
みなさんは提案するテーマのメリット・デメリットは言えますか?
クライアントさんから質問された時に即答できなかったら信頼獲得どころかその時点で失注ですよ。
要件とテーマのミスマッチを防ぐ
テーマは正直なんでも良いんですが、要件とミスマッチしたテーマを選ばないことが重要です。
テーマの特性を活かしつつ、要件をはめ込むことができれば非常にやりやすいです。
実例紹介
実例を踏まえて説明していきます。
クライアントさんからの要件は以下の通り。
- 使用しているテーマを変えて簡単な変更は自分でできるようにしたい。
- まずは今載っている情報が見れればOK。デザインは別で依頼する可能性あり。
- ブランド力をもっと出したい。
みなさんはこの要件に対してどのような提案をしますか?
さあ自分の提案を見ていきましょう。



ご自身でも簡単に編集できるようにするためにSnow Monkeyを提案をいたします。
またTCDというテーマはブランド力も高くおすすめです。一方で中身がかなり作り込まれているのでカスタマイズ性は劣ります。



TCDテーマを買いました!!!



え、早すぎでしょww
TCDでなんとかするか・・・
しくじり先生その1
実はここで既にしくじってます。それは
TCDの再現性を十分に把握できてなかった
“まずは今載っている情報が見れればOK。デザインは別で依頼する可能性あり。”
既存HPの再現はTCDだとできません。
TCDにはデモサイトがありますが、本当にデモサイトみたいな形になります。
有料テーマなのでなかなか触る機会がないと思います。よく覚えてください。
※今だったらTCDの提案はしないか、するにしても最終的な方向性を認識してもらいます。
TCDを使うべきケースとは?
要件が確定していて変わらない・デモサイトを気に入っている場合はむしろオススメするべきです。
またTCD自体はすごい使いやすいです。
ページ作成もプラグインのElementorみたいにブロック(種類は少ないですが)をはめ込んでいく感じです。
必要なカスタム投稿なども既に組み込まれているので、テーマ導入後のカスタマイズはあまりないと思います。
テーマの特性を理解した上で要件に沿った提案をしよう
TCDでもSnow Monkeyでもクライアントさんからしたらなんでもいいんです。
重要なのは要件を実現できるかどうか。
その手段としてテーマがあります。
テーマの特性を理解して刺さる提案ができるようになっていきましょう。
受注前に必ず打ち合わせをしよう
お互いの不安をなくす
作業をお願いするにしても
- 顔を知っている、話したことがある人
- どんな方か全く知らず、話したことがない人
皆さんはどちらにお願いしたいかと言われたら絶対に知っている人ですよね。
この人はちゃんと作業してくれるかな?と不安をなくす目的で必ず打ち合わせを設定しましょう。
要件を作業項目に落とし込む
クライアントさんの要件がはっきりしていないことや実は違うこともあります。
要件 ≠ 作業項目
を理解しましょう。
打ち合わせをすることで文章でしか伝えられなかった要件がより具体的に、明確になってきます。
そして作業項目に落とし込んでいきましょう。
実例紹介
ここでも実例を踏まえて説明していきます。
状況としては以下の通り。
- 見積もりは提示時済み
- 当初提示した金額から変更したいが、契約処理が進んでいるため変更できない



金額の変更ができないので、一旦戻していただけますでしょうか?
また今回作り込むページの詳細について打ち合わせをさせてください。



何も見ずに提案を承認していましたので戻します。



え、打ち合わせの話は無視!?
とりあえず処理進めるか・・・
しくじり先生その2
打ち合わせを行えなかった
ここまで読んだ方なら分かり切ってますが、打ち合わせをせずに進めてしまいました。
打ち合わせを行えるように粘るべきでした。
最終的に納品までのスケジュール感も合わず、しまいにはクライアントさんにキレらました。
言われたことの抜粋(表現は変えてます)
- 新人バイトを入れた気分。
- 元より出来の悪いページを作っている。
こちらの言い分もありますが、言い合ってもメリットはありません。
もちろん謝罪をしましたが、失った信頼は取り戻せません。
打ち合わせが必要ないケースとは?
打ち合わせは確かに必要ですが実際はいらないケースもあります。
過去案件ですが、
- Google Search Consoleの設定
- ページ内の特定箇所だけフォントを変更
やることがあまりに明確なケースはお互いの時間をわざわざ使うのはもったいないです。
HP案件は基本必要と考えてください。
打ち合わせで認識を合わせる
完成してから想定していた仕上がりになってないとトラブルになります。
絶対に打ち合わせをしてお互いの認識を合わせましょう。
話を聞かない人とは付き合うな
自分の失敗も語ってきましたが、個人的には相手にも責任はあると感じています。
打ち合わせの依頼以外にも質問をしましたが、無視されてしまいました。
今回はクラウドワークスで低単価で受注していました。
低単価ほど地雷案件の可能性も高くなるのは注意してください。
おかしなことや無茶振りが言われても毅然とした態度で突き返しましょう。
あとは金額を跳ね上げて向こうに辞退させるのも上手いやり方です。
失敗を繰り返さないための教材
今回は要件定義の段階でしくじったため、芋づる式で後ろの作業も全て失敗しました。
この辺りの教材がないか探してみるとudemyで発見して即買い。
案件獲得方法や仕事の流れ・ヒアリング・ディレクションまで体型的に学べますので本当にオススメです。
この記事を読んで不安な方はぜひこちらも買って知識を蓄えましょう!
Udemyはセールの時に買いましょう!


まとめ
今回のしくじりは以下の通り。
- TCDの再現性を十分に把握できてなかった
- 打ち合わせを行えなかった
これって実は誰にでも起きる話です。
ですがほとんどのトラブルは未然に、受注前に防げると思います。
自分の失敗を包み隠さず話しましたが参考なれば幸いです。